パワハラとは、上司が部下に対して不当な行為を行うよう強制したり、必要以上の叱責をしたり侮辱したりすることなどを指します。  
例えば皆の前で過度に声を荒げたり、終業時間前になって明らかに終わらない量の業務を押し付けたりなどもパワハラに該当する可能性もあります。

またセクハラは、パワハラ同様に職場の力関係を利用して行われる性的な嫌がらせを指します。
例えば、職場環境を良くしようとし、フレンドリーなコミュニケーションを心がけていたとしても「付き合っている人はいるの?」と質問したり、「仕事頑張ってるね」と言って肩にポンと手を乗せたりするといった行為も、相手が嫌悪感を覚えた場合はセクハラにあたってしまうこともあります。

パワハラ、セクハラの問題点は、「良かれと思ってやってるのに…」とこれらの行為をしている側に自覚がない場合が少なくないことです。
さらに、パワハラ・セクハラを受けても、嫌だとなかなか言い出しにくいものです。
 
そのため、これらのハラスメント行為を未然に防ぐべく、院内でさまざまな対策を行う必要があります。

 ① 研修やアンケート調査の実施
 
パワハラ・セクハラに関する研修会を実施する、あるいは実際にハラスメント行為が行われていないかどうか、定期的にアンケートや調査を実施することも必要です。
セクハラやパワハラの被害を訴えやすくするために、アンケートの回答者が誰かを他人に知られないような配慮をしましょう。  

 ② 被害拡大の防止  

もしセクハラやパワハラの報告があった場合は、被害を拡大させないために、当事者同士を同席させない、あるいは二人きりにさせないよう店内のシフトを組みなおすような対応も求められますし、起きてしまったセクハラやパワハラに対して会社側が厳正な処分をすることも次のセクハラやパワハラをなくすために必要なことといえるでしょう。