退職したら、ちょっとゆっくりしたいとお考えの方は多いと思いますが、今までは会社まかせにしてきた健康保険、年金、住民税、所得税等の公的手続きを退職後は全部自分でしなくてはいけなくなります。

次の転職まで期間を空けずに就職できるのがベストですが、ちょっとお休みしたい、じっくり転職先を探したい方など退職から次の会社へ入社するまで期間が空く方は、これまで会社で加入していた保険などを切り替える必要があるため、速やかに手続きを行う必要があります。

今回は離職後の失業保険の手続きについて説明します。

まず、失業保険とは、会社勤めの人が失業した際に、再就職までの生活費を国が支給するというものです。

失業保険を受ける為には、手続きが必要です。

【失業保険受給まで】

  • 離職票をもらう

離職票は雇用保険に加入していた人が会社を退職した際に、、雇用保険から脱退したことを証明するための書類です。勤務していた会社がハローワークで手続きを行った後に手元に届く為、手続きから通常、約2週間程度かかります。離職票が届いたら、まず離職票-2の右半分、「離職理由」欄を確認してください。実際の退職理由と異なる項目にチェックが入っている場合は、退職理由により、もらえる金額が変わりますので、必ず手続きの際に主張しましょう。

  •  ハローワークで手続きをする。

下記必要書類が揃ったら、出来るだけ早く管轄するハローワークに手続きに行きましょう。

求職登録を行い、離職票などの必要書類を提出すると、受給資格者のしおりを渡され、次回の「雇用保険説明会」の日時が知らされます。

■必要書類

・離職票-1・離職票-2

・雇用保険被保険者証

・運転免許証・パスポートなどの身元証明書

・印鑑

・証明写真2枚(直近3ヶ月以内・たて3cm×よこ2.5cm)

・本人名義の銀行預金通帳(郵便局もOK)

※ハローワークで手続きをした日から通算して7日間の待機期間は、失業保険を受給することはできません。これは、国が完全失業者であることを確認するためであり、この間に就職すると失業保険および再就職手当を受給することはできません。

ただし、通算して7日間というのは、連続して7日間ではありません。日雇い労働をした場合は、労働した日数だけ待機期間が延長されます。

また、退職理由が自己都合の場合、待機期間が終了した翌日から3ヶ月間、給付制限がある為、この期間に失業保険の支給はされません。

  • 雇用説明会に行く

無事に待機期間が過ぎたら雇用保険説明会に参加します。ハローワークで初回手続きの際に案内された日程・場所で開催されます。失業保険を受給するためには絶対参加です。説明会では、主に雇用保険制度の解説・ハローワーク施設の利用方法などの説明があり、説明会が終わると、第1回目の失業認定日が案内されます。

  • 認定日にハローワークに行く

4週間に1回、指定された日にハローワークへ行き、失業認定申告書を提出すると失業保険を受給することができます。失業認定申告書とは、前回の認定日から4週間の間の求職活動状況や、収入のありなしなどを記入する書類です。

失業認定申告書は、失業保険の受給資格を証明するとても重要な書類です。

事実ではない事を記入し、それが発覚した場合は失業保険の不正受給とみなされ、重たい処分を受けることになります。必ず事実のみ記入して下さい。